うがい薬を使った正しいうがいの手順とは?

うがい薬を使った正しいうがいの手順とは?

うがい薬を使用しても、正しい手順と方法で行わなければ十分な効果が得られません。うがい薬を使った正しいうがいの手順について順番に説明していきます。

うがいをする前に手を洗う。

流水で洗浄剤を使い手についた菌やウイルスを30秒以上かけてしっかり落としましょう。特に指の間や親指の付け根、爪の周囲などは凹凸が多く洗い残しが発生しやすい場所です。意識して洗うようにしましょう。もし、手のひらの細菌やウイルスなどがコップに付着していたら、せっかくのうがいの効果が半減するどころか、逆に風邪の原因となってしまうかもしれません。ですので、うがいの前の手洗いはしっかりと行うことが大事です。

うがい薬を決められた量の水で希釈する。

適量を水で希釈する

うがい薬は通常、水で希釈を行います。うがい薬の種類によって、希釈する濃度が異なりますので注意しましょう。また、原液を薄めた状態で長期間放置したり使い回しをせず、使用する都度希釈するようにしてください。

ブクブクと口の中を洗浄する。

ブクブクうがいをする

まずは、口の中にたまっている汚れや食べカスを物理的に落とすため、口の中にコップ半杯程度の水を含み、ブクブクと洗浄します。食事の後など汚れが多くたまっている際は、2〜3回同じように反復します。その後、うがい薬を口に含み、左右交互に頰をふくらませ、15秒程ブクブクうがいをすると効果的です。

ガラガラと喉の奥を洗浄する。

ガラガラうがいをする

ブクブクうがいをした後、喉の奥を洗うため、再度口に軽くうがい薬を含み、喉の奥まで行き渡らせるような形でガラガラとうがいを行います。6歳未満のお子様でガラガラうがいが難しい場合はブクブクうがいだけでもしっかり行うようにしましょう。